タカギシズム

複業ライターをしながら転職。そして転職先をクビになりフリーランスのライターになった人のブログです。

「明」とは決して明るくない

皆様、今更ながら「明」けましておめでとうございます。

 2016〜2017の年の終わりと始まりは、四半世紀生きてきた中で最も激動だったと言えるでしょう。

順を追って思い返して行きますよ!レッツゴー!

 

12月始め、会社お休み

まずは12月始め(正しくは11月末)から再度会社を休み始めました。以前ブログ記事内で書いたかと思いますが、会社の人から脅されたのです。

 

1年前に会社を休んでいた時は別の原因でしたが、やっぱり会社は社員を守らない。だから「休めるだけ休んで、その間に自分で稼ごう」そう決めました。

 

幸いライターとしての仕事は順調で家族を守ることは十分にできそうだったのです。

 

 

 

12月末、転職が決まる

自分で稼いでいくぞ!なんて意気込みながらも、安定収入のない不安は消えずにいました。

 

そんな時以前受けて不採用通知をされ、「ここでどうしても働きたい!」と思っていた企業から内定が出たのです。

 

ライターも続けて良いし、安定収入もあるし、働きたかった企業だし…タカギシの家族全員が大喜びをしました。

 

まだ籍の残っている会社に正式に辞める旨を伝え、新しい門出が本当に楽しみでした。

 

明るい未来に向け、嫁さんと色んな妄想を膨らませていたのが昨日のように思い出されます。

 

 

 

1月始め、転職先に入社

久しぶりの「新しい仕事」に緊張しながら初出勤。それはそれは不安でしたが、念願のネットビジネス企業だったので楽しみでした。

 

仕事内容は入社したてでそれほど難しくはありませんでしたが、生産効率を上げるために業務ごとに基準タイムが設けられ、タイムが縮まる度に自分の成長を実感できました。

 

同時にどうしても苦手な作業は基準タイムに達成できず、焦りのために小さなミスが目立つようになったのです。「このままじゃいけない」「こんな素晴らしい会社に尽くしたい」なんて真面目に思い、帰宅後もマニュアル片手に復習する日々が続きました。

 

しかしまわりのスタッフとの関係も良好で、「本当にこの会社に入って良かった」と心から思う日々でした。

 

 

 

1月26日、入社16日間でクビ予告

突然のクビ予告。とはいえ実は予想していました。前々から隣の席(上司であり経営者)から、「これやと厳しいな」「なんでここでミスするかな」等言われてきたからです。

 

入社前に「試用期間1ヶ月。その間に遅刻など勤務態度に問題があると判断した場合は切る」と聞いていました。

 

自分で言うのもおかしいかもしれませんが、要領が悪く仕事をなかなか上手に覚えられない代わりに勤務態度や真面目さはピカイチだと自負していました。だからこそ、クビになるなんて意外だったのです。

 

クビの理由は「散々怒られながら、ミスをする。今後一回もミスをしないのであればそのまま雇用してやるけど、無理やろ」というもの。確かにごもっともだと思います。僕だって経営者だったら「使えない従業員なんていらない」って思いますもん。

 

でも、ちょっとだけ言い訳をします。「顧客や会社に対して致命的なミスはしていない」ってこと。そして入社して2週間で、多岐にわたるほぼ全ての業務に携わったことで「広く浅い業務知識」がついてしまったこと。とにかくスピードを求められたこと。冷静に考えると、とっくの昔にキャパオーバーしていたのかもしれません。

 

いわゆるベンチャー企業だったので、スピード感や急成長を求めていたのでしょう。僕にはそれができなかったのです。

 

「お前みたいなやつは今までに1人も見たことないし、そんなやつにしてもらう仕事はない」

 

この一言で僕は夢にまで見た企業を、たった16日間で退職することになりました。

 

 

 

1月27日〜、フリーランス

すぐ嫁さんと話し合い、元々予定していたフリーランスになると決意。嫁さんも子供も不安だろうなあ…。

 

今お付き合いしているクライアントさんに事情を説明し、「今後ハイペースで納品することになります」とお伝えしたら「こちらからはドンドン発注するので、生活費の足しにしてください」と温かいお言葉をいただきました。

 

色んなことがありすぎて疑心暗鬼になっているのですが、それを差し引いても嬉しすぎます。我が家はこのクライアントさんに救われるかもしれないのですから。

 

とにかく今は稼げる能力=ライターで勝負します。今後のことは分かりません。

 

個人事業主になるのに会計知識もないですし、起業と呼べるほど立派なものではありませんが、今はできるだけのことをしていきます。

 

できる限り収支等をブログで報告するので、おヒマがあれば覗いてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に。

ずっと暗く、ちょっと明るくなったと思ったらすぐに暗転。しかし遠くに光が見えそう。

 

多分ずーっと暗いなんてことはない。かといって「明」が絶対に明るいわけでもない。

 

どんな光か分からないけど、とにかくチャレンジしてみよう。明るいかもしれないから。

 

うわっ恥ずかし